求人の応募先を探すときから、受かるための動きが始まっています。
受かるためには3つの方法があると思います。
1、 深く考える
2、 情報の幅を広げてみる
3、 自分を強くする
今回は 「1、深く考える」 をお伝えします。
深く考えると、
書類作成や面接で、「良い言葉選び」につながりやすい
↓
受かりやすい
というメリットがあります。
私は深く考えないときは失敗し、深く考えたときは成功しました。
以下を参考にして、応募先を深く考えてみましょう。
深く考えるとは、「できること」を明確に「やりたいこと」を考える作業
マザーズハローワークの方は、このように言ってました。
『できること』と『やりたいこと』の重なるところが、働けるところ。
きちんと考えて、見極めることが大切。
確かに「できること」の範囲外では就労できません。
「やりたいこと」も就労意欲を持ち続けるためには無視できません。
「できること」を明確にして、「やりたいこと」を考える作業が大切です。
以下で詳しく見てまいります。
求人情報を見る:「できること」を明らかにする
「できること」を見極め、明らかして参りましょう。
実際、マザーズハローワークの複数の方が、
「その条件で、勤務は大丈夫ですか?」
「その時間帯、大丈夫ですか?」
などと「本当にできそうか?」を考えるように声をかけてくださいました。
「できること」は場所・業務内容・曜日・時間によると思います。
40代は、体調や家庭の事情によって「できること」の範囲が決まっています。
現状を考えながら現実の求人を見て「できる」「できない」を想像すると良いと思います。
「できる」に該当するかのポイントは、
面接で、『勤務できます』と自信を持って言えるかどうか
であると考えます。
例えば、
週4、大丈夫ですか?
9時から、大丈夫ですか?
と面接で聞かれたときに
「大丈夫です」と
面接担当の方に、言えますか?
「大丈夫です!」と言えるならば、応募先として考えてOKです。
心が揺れるならば、少し考えてみましょう。
後日、何か解決策が浮かぶかもしれません。
迷う事例
「週3~4」の求人だけれども、
「週3の勤務を希望」の場合は、面接でのお話し合いによります。
「週3は行けます」ならば、応募先として考えて良いと思います。
思うような求人が少ない状況下では・・・
思うような求人が少ない状況であって、
早く働かなくてはならない場合(後述「必要性」)には、
「できること」少し広げて考えるのも「アリ」だと思います。
けれど、不安な気持ちが小さめで済む事業所を選べたら良いと思います。
例:子どもの学校に近い、体力的に家事への影響少なめ
求人情報を見る:「やりたいこと」を考慮する
「できること」のほか、
「やりたいこと」も大事です。
働き続けるための大切な要素だと考えます。
できることを想像しながら、「やりたいこと」をふくらませてください。
ワクワクする事業所に時々出会えませんか?
詳しくない業界であってもワクワクできたりもします。
私は「ワクワクするかどうか」を大切に考えていました。
実は、この「ワクワク」が履歴書の志望動機欄の作成や面接に役立ちます。
ワクワクは肯定的な気持ちの表れです。
肯定的な気持ちを持てると、言葉も前向きになり、良い言葉選びにつながります。
「できること」と「やりたいこと」が重なり合う求人があったら、応募の候補です。
経済情勢が厳しく求人が少ない状況下では・・・
求人が極端に少ない中ですと、「ワクワク」の感覚を少し低めに設定せざるを得ないかもしれません。
少しでも「ワクワク」できたら候補に入れていいと思います。
プラスα:必要性
「できること」「やりたいこと」と、もう一つ「必要性」も考慮したい点です。
「必要性」は、「今、どうしても働かなければならない」という切迫具合のことです。
働く必要性が高い場合は、「やりたいこと」を広げて考えるのも一つの方法だと思います。
図で書くと、こちらです。
先ほどの図より「やりたいこと」を広げました。
結果、応募できる範囲が少し広がります。
希望職種ズバリの仕事ではないけれど、希望職種に近いことができそうなら、応募の候補にするのもアリだと思います。
やりたいことを広げる例として・・・
例えば、英語のTOIECスコアが高得点の方が、英語を使う仕事を希望しているとします。
その際、職種(具体的な仕事、作業)ではなく、
「産業として」外国に関連する事業所を探すのも一つの手です。
外国や外国人に関連する事業を行っている事業所で英語のスコアが応募条件になっていない求人もありますが、
英語が得意だと歓迎されます。
何か特定の分野に関心がある方は、広く事務仕事を見てみると、経験や興味が活きる事業所があるかもしれません。
必要性に応じて考えるのも一つの方法だと思います。
できないことを選ばなければならない・・・困った
働く必要性が高い場合であっても、なるべく「できない」ことは選ばないようにしたいです。
例えば、私は体力がないので、体を使う仕事は選べません。
労災のもとです。
40代になると、「できること」は、ご自身や身近な人の健康状態にもよると思います。
でも、「できないことを選ばないで」と言われても困るという方もいらっしゃると思います。お困りの方は、ハローワークで相談してみてください。
女性は、マザーズハローワークもおススメです。
マザーズハローワークですと、地域の実情と家庭の事情を汲んだ助言を期待できます。
厚労省ハローワークWebサイト:ハローワーク所在地:こちらです
厚労省ハローワークWebサイト:マザーズハローワーク一覧(PDF):こちらです
求人情報のご常連さん:私ならこう対策します
求人情報を見ていると、いつも、求人を出している事業所さんがあるのに気づきます。
常に成長し続けている優秀な事業所さんだと思いますが、事業所の人数がいつまでも少ないままであることも。
もしかしたら、落ちている人が多くて・・・
選考基準が厳しいのだろうか?
と気になります。
上記のような「ご常連さん」の求人に興味を持ったら、
私なら、以下の対策をします。
◆求められる人物像をよ~く想像して応募書類を作成する
◆たとえ落ちても気持ちを強く持つ
◆急いで就職したい場合は、同時に複数の求人に応募する
もちろん、ハローワークで相談してみるのも良いと思います。
おわりに
求人情報を見て応募先を選ぶ際、深く考えることをおススメしました。
「できること」、「やりたいこと」をしっかりと思い浮かべる。
「必要性」が高い場合はできることを広く、やりたいことを少し狭くして、考える。
↓
応募先の事業所を、よく考えて選ぶ。
深く考えて応募先を選ぶと、応募書類作成や面接で良い言葉選びにつながりやすいと思います。
合いそうな求人に出会ったら、頑張って書類を作成したいです。