面接の後、「お礼状を出す」こと。
新卒では慣習があります。
40代主婦の場合はどうなのでしょう。
私は、ハロワで
「面接のお礼状は、面接の帰り道で投函してね」と言われました。
でも、
「いらないのでは?」「迷惑では?」と迷いました。
私は、結局、「出しません」でした。
でも、複数の合格をいただいてます。
今回の記事では、お礼状について
- なぜ、出さなかったのか?
- 出す方が良い場合は、どんなケースか?
をお伝えします。
いろいろな説があると思います。
当サイトの特長は「一主婦の体験」をお伝えする点にあるので、私の体験を中心に書きます。が、結論を押し付けるものではないです。どうぞ、ご参考まで。
☆本記事は、郵送のお礼状について書いております。
結論:出さない
マザーズハローワーク、および普通のハローワークでは
と言われました。
丁寧な、「お礼状の例文」の紙も、いただきました。
面接の機会を下さったことは、応募先にいつも感謝しています。
しかし、迷った末、私は、各応募先にお礼状を出しませんでした。
理由は次のとおりです。
理由1、採否は決まっている・覆らないと思う
たいていの選考は、「書類と面接」による、と求人情報に書いてあります。
書類と面接で、応募者は全力を尽くします。
その後の「お礼状一通」で採否が決まるのでしょうか?
お礼状で一気に結果が変わるような選考は、逆に疑問です。
「お礼状が来なければ、採否が決まらない」からお礼状を待っているとか、
お礼状を隅から隅まで見て、採用を決めるとか。
それは、「ない」のでは?
なので、私の中では「お礼状で、結果が変わることはない」と考えています。
だから、お礼状を「出しても採否に影響がない」と考え、出してません。
理由2、「意味のある言葉」を即お届けするのが難しい
メールならいいかもしれませんが、
ハローワークの指導で、郵送によるお礼状を推奨していました。
ハローワークで、「お礼状の例」の印刷物を渡されたのは先に書きました。
面接の前夜に、例文通りに書けば、帰り道にお礼状を投函できます。
でも、例文通りのお礼状って、もらって嬉しいですか?
お礼状が、あまりにも形式的で、当たり障りのない内容だったら、意味がない・・と私は考えます。
お礼状であれば
「こうお話して感銘を受けた」とか
「このお話から、ますます貴社に魅力を感じた」など、
具体的な事柄を示すものに意味があるのではないでしょうか。
具体的な事柄 = 意味ある言葉 = 遅くなる
具体的な事柄(「こう話した」など)は、意味ある言葉だと思います。
しかし、意味ある言葉を選んで書くと、翌日投函の可能性が高いです。
事前に用意できないですし、帰ってから書くと、当日の収集に間に合わないのではないでしょうか。
お礼状到着は、面接の翌々日でもいいのかもしれませんが、曜日によっては翌々日到着になりません。
先方が不採用の手紙をすでに用意していたら、気まずいことになるかもしれません。
まとめると・・
つまり・・・
形式的な言葉 = 早い(けど) = 意味がない言葉
そして・・・
意味ある言葉 = 遅くなりがち
・・・これらが、お礼状を出さない理由の一部です。
「お礼状を出さなかった」実際の結果
私の場合、「お礼状を出さないから落ちた」・・という所はなかったと考えます。落ちた時は、面接で明らかなミスがありました。
「お礼状を出さなかったけど、受かった」
これが結果です。
実は、面接実施後3日以内に採用の返事を出してくれた所が多かったです(合格の場合は)。
つまり、先方は、お礼状を待っているわけじゃないと想像します。
書くとしたら:以下の3条件を満たすとき
私が「仮に」お礼状を書くとしたら、以下の条件がそろったときのみです(個人的な見解)。
- 自分としては、辞退するつもりがない
- お返事まで、日にちが一週間ほどある
- 「最後の一押し」をして後悔したくない
上記3条件の場合は「書く方が良い場合」であると思います。
以下で、補足します。
1つ目「辞退するつもりがない」
お礼状を出しておいて、「辞退します」はなるべく避けた方がいいかなと思います。
「好きだから、お礼状を出す」と、私は個人的に思うのです。
形式的にお礼状を書いて、後から辞退するくらいなら、「はじめから出さない」方が「キレイなのでは?」と思います。
2つ目「採否のお返事まで1週間ほど」
1週間ほど日にちがあれば、郵送でお礼状を送っても、採否のお返事の前にお礼状を見ていただけると思います。
逆に、「2-3日で採否のお返事をします」と言われた場合には、
お礼状を送っても、タイミング的に微妙な形になるかもしれません。
2-3日でお返事予定の場合は「出すと迷惑かもしれない」と思ってしまいます。
なので、私なら「お返事まで1週間」を目安します。
3つ目「最後の一押しをして後悔したくない」
面接を通して、
- ますます応募先を大好きになって、
- その気持ちを伝えたい、
- それが一押しになるかもしれない
・・と考える場合には、書いても良いのではないでしょうか。
書いて減点にはならない、と思います。
熱い気持ちがある場合は、「書いた方が良い場合」としてOKと思います。
このケースでは、「書かないで後悔」するよりも、「書いてスッキリ」した方が良さそうです。
書くなら、手書き・縦書き・人事担当者宛て
もしも、お礼状を書くとしたら・・・を考えます。
ハローワークから渡された資料には、「A4の横書きPC作成・ビジネスの送付状のような形で書く例文」がありました。
そのように書いても良いということでしょう。
けれど、私には違和感があります。
私なら、
手書き・縦書き・面接ご担当者様宛て
の形式で、書きます。
おわりに
今回は、面接後のお礼状について、お伝えしました。
「応募書類や面接で力を出し尽くしている・感謝しているけれどスピードが大事と思う」。だからお礼状を書かない・・というのが私の基本です。
ただ、熱意をどうしても伝えたい場合や、ハローワークの指導に従いたい場合もあると思います。
後悔のないように、ご自分のケースを考えつつ行動していただければと思います。
こちらも参考になさってください→ 参考記事:主婦:支援を受けつつ就活!
「面接の後、すぐにお礼状を出してくださいね」
「面接の帰り道に出すように、お礼状を用意してから出かけて」