【質問の事例】面接:難問で気をつけること3つ:回答を自分で考える

面接は回答例を暗記して乗り切りたいと思う気持ち・・わかります。

でも、当サイトやハロワは、丸暗記の答えを用意してないです。
自分で考える方が良い面接につながりやすいからです。

自分で考えないと統一性や個性が上手く出ない・・となってしまいます。

今回は、
・面接の質問事例集と
・私の経験や推察、回答のヒントになりそうなこと
を書かせていただきます。

回答を考えておき、自信を持って面接に行きましょう!!

目次

質問事例(基本的な質問)

質問例
★自分のこれまでの職務経歴  
★志望動機
★前職の退職理由
★自分が持っている希望  
☆長所・短所、特技  
☆趣味
    出典:東京ハローワークWebサイト「面接の心得」一部加工して使用

これらは基本の質問です。

私は以下のように考えます。

★・・・履歴書の内容と同様のことを話す。矛盾しないことが大切です。


☆・・・わかりやすく話すことが大切です。長々話すのは控えて、簡潔に話したいところです。相手は要点がわかれば満足だと思うからです。

ちなみに、私が面接を受けた中で、趣味は聞かれなかったです。長所・短所は聞かれました。特技は、資格の欄に書いたことの確認の意味でお話しが出ました。

★の「自分が持っている希望」とは、履歴書の本人希望記入欄のことですが、それは、どの面接でも確認がありました。

質問事例

上記以外の大事な質問や答えにくい質問を見て行きます。

上記以外の大事な質問事例

★転職が多いようですが、いちばんの理由は何ですか?
★前職は勤務期間が短いようですが、理由は何ですか?
★当社以外はどこか応募していますか。何社ぐらいですか。
☆仮に採用になった場合、いつから出社できますか。

   出典(一部加工して使用):大阪ハローワークWebサイト:面接の受け方

以上の中で、
転職のことは前項の「退職理由」と重なります。

ちなみに、
私は転職経験がありますが、前職の退職理由を履歴書にある程度書いて提出しました。応募先が知りたい情報だからです。面接では、履歴書の内容と同様のこと、それに少し付け足して退職理由・転職理由を言っていました。

複数応募のこと、確かに各社で聞かれました。選考の後、労働契約は双方の合意によるので、応募者への就職の確かさを確認するのは人事にとって大切だと思います。

☆は、在職中の場合、慎重な答えを用意した方がいいと思います。退職可能な時期は、在職中の会社の規定によるからです。面接の前に、現在の職場の就業規則を確認しておくと良いです。就業規則がない場合は、「退職の申し出から2週間」(民法第627条第1項)を目安にするのと、職場の事情を多少考えて答えるようにしたいです。

また、☆について、こちらの見込みだけでなく、応募先のご都合を伺うのもアリだと思います。「とてもお急ぎでしょうか」「いつまでに入社とお考えでしょうか」など。私は聞きました。現職の退職日を決める際、役立つ情報となります。

答えにくい質問の事例

★ 前の(または今の)会社に対してどのような不満がありますか。
★ 自分で「向いていない」と思う仕事はどんなものがありますか。
★ 苦手な人の「タイプ」はありますか。どんな「タイプ」ですか。
★ 当社は残業や休日出勤が多いですが大丈夫ですか。
★ あなたが仕事よりも優先させたいと思うことはどんなことですか。
★ (複数応募している場合)当社よりも先に、別の会社から採用内定が出たらどうされますか。
★ (応募職種とは関係無い資格を取得している場合)このような資格を持っているのに、それを活かせる仕事をしないのはどうしてですか。
★ 前職でリストラされた原因は何だと思いますか。
    出典(一部加工して使用):大阪ハローワークWebサイト:面接の受け方

確かに、回答に困る質問です。
面接の前夜までじっくり考えても良いと思います。

答えにくい質問。気をつけることは3つ。

前記のうち、「前職への不満」は
答えにくい質問で、回答に気を遣う質問事例だと思いますが、いかがでしょうか。

退職理由・転職理由とも重なるかもしれません。

前職に対する不満をどう表現するか?

ウソは言えません。

気をつけるのは、以下の3つだと考えます。

前職の不満を伝えるとき気をつける3つのこと
  • 単に悪口を言っていると思われないような言い方をする
  • 不満の内容について合理的な理由を説明する
  • 「御社ではきちんと勤務できる」と見込む理由を説明する

一つずつ見て行きます。

単に悪口を言っていると思われないような言い方をする

世間話の場ではないという気持ちでお話しするなら大丈夫かと思います。
「よくぞ聞いてくれました」とばかりにたくさん話すのではなく、言いにくいことではありますが・・という感覚を持つと良いのではないかと考えています。

不満の内容について合理的な説明をする

困った事実、嫌だった事実を挙げて、辞めるほどだったのはナゼか?をお話しすると良いと思います。面接担当者が「それなら仕方ないよね」と思ってくださるような説明を準備しておきたいです。

「御社ではきちんと勤務できる」と見込む理由を説明する

面接担当者が「不満を持ちやすいの?すぐに辞めてしまうのか?」と心配になることは避けたいです。面接担当者が心配しないような説明があると良いと思います。

面接担当者はどこを見るか

面接担当の方がどこを見るのか?知っておくのも良いかもしれません。ご興味のある方は、高知労働局の資料をご覧になってください。

高知労働局Webサイト:「面接時の適切な設問及び面接マニュアル」参考事例:PDF

高知労働局Webサイト:公正な採用選考のために(html)

おわりに

面接の質問事例をお伝えしました。
答えに困る質問も、ある程度の時間をかけて準備することによって良い回答が浮かぶと思います。
特に、前職の不満は、悪口だと思われないような合理的な説明をしたいものです。


就職は、相手のあることなので難しい面も多々あります。応募者としては、面接が良い時間になるように、しっかりと準備をしたいです。

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