求める人物像と相性が良さそうならば、書類選考も面接もアピールしやすいです。
では、どんな求人なら相性が良いの?
そんな疑問にお答えするため、
今回は、「求人の選び方・実践編」をお伝えします。
以前「深く考える」という記事でも求人情報のとらえ方を書きました。今回は、さらに深掘りします。
私は、選び方もある程度慎重だったかもしれません。でも、それが良かったのか、連続して受かりました。
求人情報は、「こんな読み方がある」と知っていただければ幸いです。
求人情報の裏の意図を見抜く
仕事を探すとき、あらかじめ自分の「やりたい」と「できる」を整理しておくと良いです。
または、求人情報を流し見しながら、整理していきたいです。
「やりたい」「できる」が重なった求人があったら、その求人情報をよ~く読みましょう。
そして、裏の意図を引き出しましょう!!
求人票や求人情報サイトの記載内容には、求職者に後々突っ込まれない工夫があると思っています。求人事業所としては
求職者・応募者「え~っ!そんなこと知りませんでした!!」
とトラブルにならないように配慮しておいた方がお得です。
なので、求人情報には、勤務に必要な情報はもちろん、
という規定や慣習などを載せているケースがあります。
つまり、求人情報の記載事項の裏の意図とは、以下のように考えます。
こんな規定や慣習などを知っておいてね。あとで文句を言わないで勤務してね。
そして、応募者として大切なことは・・・
その規定や慣習などが「自分と合うかどうか?」
です。
よく読んで、チェックしたいです。
以下で例を挙げます。
例1:イベントが有る
求人情報に
- 「従業員の誕生日会を開催しています」
- 「BBQ開催しています」
- 「社員旅行があります」
と書かれていたら、どう考えますか?
と、いろいろ良いところがありますね。
しかし、一方で
と、心配な点もあります。
求人情報に記載しているということは、採用後に「知らなかった」では済まないでしょう。
よほどの理由がないかぎり断れないと思っていた方が無難です。
対処法
行事参加で悩む場合は、
- 十分に考えて、不安解消の材料を探す(子どもの預け先の工夫など)
- 面接で相談してみる(皆さん、全員参加ですか?いつも何時くらいまでですか?と聞く)
のがいいかと思います。
例2:急な休みも対応可能です(前日までに連絡お願いします)
求人情報に
「急な休みも対応可能です(前日までに連絡お願いします)」
と書かれていたら、どう考えますか?
私は、以下のように考えます。
効率よく業務を行っている職場だと推察します。また優しさがある職場だと思います。
しかし・・・
できる限り休みの対応をしようという事業所の姿勢とは裏腹に、ちょっと心配になります。
対処法
出勤日に緊急事態が起こっても、ご自身が柔軟に対応できるなら、気楽に応募してもいいでしょう。
一方、お子様の急な預け先がないなど心配な方は、
- 慎重に考える
- 問い合わせてみる(「午前だけお休みできますか?」「皆さん、どうされていますか?」など)
といった対策が必要かと思います。
例3:「明るく元気な方」⇔「誠実な方」
ある2社の求人情報です。
求める人物像で、以下のように書いています。
A社 「明るく元気な方」
B社 「誠実な方」
何となく、職場の雰囲気を表現している感じがします。
控えめでまじめな女性は、どちらが合いそうでしょうか?
個人的には、
「誠実な方」と書いてあるB社の方が合うように思います。
実際、上記の選択をして就職を決めた方がいます。職場は予想通り落ち着いた雰囲気で良かったとのことです。
ミスマッチを防ぐ対処法
対処法としては、
求める人物像も
「職場の雰囲気を知るヒントになりうる」
と知っておくことです。
注目したい要素だと思います。
例4:求めることが多すぎる
求人情報で
明るくまじめな方。あいさつできる方。気が利く方。・・・・・
などと、「いくつも、いくつも」求める人物像を書いてある求人を見かけます。
このように「求めることが多すぎる」事業所をどう考えますか?
私は、以下のように考えます。
・・・という、事業所の良いところが見える反面、
・・と思ってしまいます(自虐的?)。
対処法
私のようにちょっと心配な場合は
- 応募してみて、面接で雰囲気を観察する
- 観察をもとに、よく考える
のも良いと思います。
「マッチする」「マッチしない点がない」応募について
求人情報を読んで
「あれ?と思わない=マッチする=マッチしない点がない」
↑このような求人には自信を持って応募できます。
ご自身に合っている求人なのでしょう。
「できること」「やりたいこと」「必要性」「マッチする」
これらを総合的に考えて、応募してみてはいかがでしょうか。
マッチした求人への応募:メリット
- 人物像と合っていれば、自信を持って選考に臨めます。
- 書類や面接で矛盾なく述べることができるでしょう。
上記のように臨める応募は、求職者(私たちの側)も求人側(会社・応募先)も気持ちが良いと思います。
おわりに
今回は、求人:本当にマッチする?選び方・実践編 をお伝えしました。
・求人情報をよ~く読んで
・マッチしているか?
・マッチしていない点はないか?あっても乗り越えられそうか?
こんな点を心がけてはいかがでしょうか。
事前にミスマッチをチェックできて良いと思います。
「この規定があるけど、文句言わないでね」
「こんな環境だけど、OKして応募してるよね」